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公式第十九回

・活動内容
 書記不在のため記載なし。

**復習問題**
 書記不在のため記載なし


**予習**
甲は、乙を毒殺しようとして、致死量分の毒物(遅効性)入りの酒を飲ませたところ、乙の苦しみがあまりに激しいので、かわいそうになり、医師に手当てをしてもらおうと思い、医師丙のところに連れていった。ところが丙が処置を誤ったため、乙は死亡した。甲の罪責を論ぜよ(司法試験昭和四八年第一問改題)。

 ヒント:お伝えした通り、構成要件の修正形式である、中止犯(43条但書)の分野から出題しました(もし90分この一問であれば、法的性質から各要件まで詳細に論じる必要があるかな?)。但し、重要な問題点はこれだけではありません。そもそも甲の実行行為と、構成要件的結果の間の関係はどうなんだろうか…。あ、後「罪責を論ぜよ」となっております(今回はそこまで気にする必要はありませんが、論点飛びつき型にはならないように)。
by海老澤



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