本日 13 人 - 昨日 44 人 - 累計 40066 人

予習について

2012年10月02日
今週から(急だけど!)授業スタイルを進化させ、みんなと考えながら議論をする形式に移ろうと思います。

そこで、皆さんには予習をしてきていただきたい。
予習はいつもどおりここにあげます。

予定としては、ある事件が起こったことを想定して、皆さんに
1、どこが問題点なのか。
2、問題となる部分には、どんな対立があるのか。
を考えてもらってから活動に来てもらいたいと思います。


今回は、時間的にぎりぎり(調査の時間が水曜日一日しかない)となってしまったので、私(書記)がみなさんにしてほしい行動を解答として示しながら、予習問題をあげますので、見ておいてください。

**予習問題**
1、Aは、Bをちょっとシメてやろうと思い、Bを夜な夜な呼び出して一発頭に蹴りを入れた。が、Bは実は脳梅毒(ニューロシフィリス。血液感染で腫瘍ができ、神経を圧迫する病気)を患っており、結果的に死んでしまった。Aは殺人罪に問われるだろうか。それとも傷害罪だろうか。はたまた過失致死だろうか。
2、CはDを殺すつもりでDを学校の校庭に呼び出し、暴行した。途中、雨が降り出したが気にせずに暴行していると、よろめいたDが、旗を立てる3メートルほどの金属のポールに倒れ掛かり、そこにちょうど雷が落ちた。雷は見事Dを直撃し、結果的にDは死亡した。Cは殺人罪に問われるだろうか。


↓(解答)


今回は上記のような設問である。
まずみなさんにしてもらいたいのは、この1、2の問題からどこが問題になるか…もっと直接的にいうと、刑法の教科書のどの単元のところにこの問題が載っているだろうか考えてもらう。
これを「論点の抽出」という。
論点を抽出するためには、まず典型例を想定する。
普通人が人を殺す典型例は、ナイフで刺す。刺した相手が刺した結果死ぬ。これである。
これと本件を比較する。
本件の1も2も、典型例と大きく異なる点がひとつある。
BもDも、「AとCが想定した手段以外の経路で死んでいる」のである。AとCが行った行為が、直接的にBとDの死につながっていないのがわかるであろう。

次に、この典型例と違っている部分を指す論点を教科書から探す。(目次から探すのがやりやすいと思う)
これは「因果関係」の問題なのではないか、という推測ができる。(目次を見て、もしかして錯誤じゃね?って思った人…実は優秀。時間と興味があったら、出題者が想定してはいなくてもその部分を読んでみると、いいことがある)

このことを元に、大谷實先生の刑法総論を読んでみる。
因果関係の章の中に、これと似た事例が載っている。(確認)
次にその周辺を読む。
ここではどんなことが問題となっているだろうか。
(ここは申し訳ないがたった10pなので読んでもらいたい。文字を追うだけでもかまわない。内容を把握してほしいが無理には言わない)
「因果関係の理論」のところを読むと、説が並んでいる。
どんな説があるか、整理してほしい。


ここまでをしておくと、サークル活動に積極的に参加できるようになる。
ここからの作業はとてつもなく苦労するものだろうとおもう。だが、学問を修める第一歩として、練習のつもりで取り組んでほしい。
今回はうpが遅かったことを陳謝します。


会長が不在のため、活動を行わなかった。

・井田良『刑事法入門』を資料として配布。

役員会議

2012年04月25日
役員会を行う。出席者3名。
・4年生6名のうち3名が多忙のため、会としての決定事項を残りの3名が代表して取締役を務めることができる旨を決定。
・第一回公式活動のテーマを決定。
 「正義とは何か~実例を通して社会を見る~」

・4年生が今年度卒業するが、その後の活動についての憶測について各個意見を出す。
 →とくに取り決めなどはなく、時機を待つこととなる。

個別説明会

2012年04月16日
昼休みの時間を使い、203教室にて個別説明会を行う。

書記欠席のため詳細は記述できないが簡略な状況だけ

・新入生は11名(迷う含む)(電車の事故があり欠席者が増えたか)
・テンプレを用意したが利用せず、情報収集に欠陥。
 (一部か二部か、何年生であるか、メールアドレスが不明確である、など)
・授業時間割を回収。ある程度の活動時間設定のため。

反省点
・会長が暗い。(客観的事実)


反省会・会議(出席3名)
・会長が暗い点についての伝達。
・今週土曜日に第一回活動を行うが、その内容について再検討。
・回収した情報に基づきメールを仮送信。

出席4名。

勧誘活動を行わず、片付けに専念。
 ・ポスターをはがす。(自治会がはがしたものを含め全撤去)
 ・机・いすを回収。(時間外であったが受け入れてくれる)

 ・合同説明会に参加(303の黒板の前で自由にしゃべる形式。)

まとめ
 ・寒い。4日通じて風が強い。
 ・人数は30名弱が来場。
 ・女性が限りなく少ない。

決定事項
 ・更なる説明会を4月12日と16日に行う。(昼休み・地下一階)
 ・第一回活動「刑法ってなんだろな

口頭での勧誘活動を行う。出席6人。

増刷100枚。

反省会
 ・重要事項は文書で伝達。
   細かいことまで正確に伝えましょう。

新入生勧誘活動

2012年04月06日
新入生勧誘活動を行う。(10:00~16:00頃)
 ・1F広場に机と椅子4台を借り受けてブースを設定。
 ・3種類のビラ(各50部ずつ)を作成。1種類(不評であった判決文形式)を除き、残枚数がひとけたになる。
  ←ポスターとして掲示した枚数16枚。
 ・新入生は10人を切る程度に来てくださる。

終了後反省会。
 ・ビラの字が小さい。
 ・ビラが暗い。
 ・研究会の趣旨が明確でない。
 ・メンバーが笑顔じゃない。
 ・寒い。

 ・新入生向けの合同説明会に出席する予定を確定。
   ←その後自治会長と話をつける予定が会えず。
 
次回(翌日)の予定を確認。3人で行うこととした。

新学期第1回

2012年04月04日
twitterアカウントを作成。(刑事法研究会)

ブログを新アカウントに移動。

新入生歓迎会の内容について打ち合わせ
 新歓の役割
 ビラの印刷枚数を決定。

仮に刑事法研究会の活動記録をあげてみる。

このブログは書記係が担当するとよいと思う。

あくまで記録なので主観を入れない。

万が一後世まで残っても構わぬよう、硬い文章とする。

なお、これ以前の記事は記録として遡及してしるすものであり、このホームページを立ち上げたのはこの日である。