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公式第十九回

2012年11月26日
・活動内容
 書記不在のため記載なし。

**復習問題**
 書記不在のため記載なし


**予習**
甲は、乙を毒殺しようとして、致死量分の毒物(遅効性)入りの酒を飲ませたところ、乙の苦しみがあまりに激しいので、かわいそうになり、医師に手当てをしてもらおうと思い、医師丙のところに連れていった。ところが丙が処置を誤ったため、乙は死亡した。甲の罪責を論ぜよ(司法試験昭和四八年第一問改題)。

 ヒント:お伝えした通り、構成要件の修正形式である、中止犯(43条但書)の分野から出題しました(もし90分この一問であれば、法的性質から各要件まで詳細に論じる必要があるかな?)。但し、重要な問題点はこれだけではありません。そもそも甲の実行行為と、構成要件的結果の間の関係はどうなんだろうか…。あ、後「罪責を論ぜよ」となっております(今回はそこまで気にする必要はありませんが、論点飛びつき型にはならないように)。
by海老澤


公式第十八回

2012年11月26日
・活動内容
 書記不在のため記載なし

**復習問題**
 書記不在のため記載なし

**予習**
 なし

公式第十七回

2012年11月01日
・活動内容
 ・犯罪の類型

 ・未遂

 ・予備・未遂・既遂の区別

 ・中止犯の法的性格

 ・「自己の意思により」とは

 ・「犯罪を中止」とは


**復習**
工事中…

**次回問題**
甲は、一人住まいの乙を殺そうと思い、毒入りウィスキーを乙に贈ったところ、乙は、たまたま訪ねてきていた丙、丁とともに、そのウィスキーを飲んだ。乙は、変な味がしたので直ちに吐き出したため全然被害を受けなかったが、丙、丁は死亡した。
甲の罪責はどうか。

助言: 大きな問題点は、事実の錯誤(特に、具体的事実の錯誤)と、その範囲にある故意の個数について。但し、この問題は、“罪”責を論ぜよと聞いていますので、最初から錯誤について考え、論証しては駄目です。そもそも罪(犯罪)とはなんだっけ…。でないと、来年度以降、人から「君は、論点飛びつき型だね」と言われてしまうやもしれません。by海老澤