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講演会

学生運動中に逮捕・拘留され結果無罪となったゲストの方を招待してお話を聞く会となった。

・「留置所の真実」
 ①取調べの真実
  長い日で1日8時間ほど。朝2+昼4+夜2…
  事件への取調べより、取調官による誹謗中傷・人格批判がメインとなる。
  政治犯であるため、本人よりも団体の分解を目的とするものが多いとのこと。
  接見禁止処分による圧迫
 ②留置所で起こっていること
 ☆特筆すべき発言「留置所は代用監獄である」
  検察庁の留置室と警察施設の留置所では天地の差
 ・弁護士は多忙を理由に接見しても相手にしない
 ↑↓
 ・警察権力である「留置係」は話を聞いてくれる=唯一の仲間(?)
 ・日用品の押し売り←差し入れ妨害=不要に高価なものを買うか、誰かの中古を支給受けるか…
 ③留置所の民営化
  留置所は人間の住む環境ではない。
  ・6畳ほどのスペースに5人の相部屋
  ・食事は隙間から投げ込まれる
  東京には3箇所の女子留置所があるが、どう考えても定員オーバー

 法律を学ぶものとして心得ること
 ☆弁護士として留置所でもっとも求められるのは「会話力(話を聞いてあげること)」
 ☆効率主義ではなく、信義・正義に背かない法律家であること。

 主観的要素は述べないと言ったこの議事録であるが、この場で会を代表し、改めてゲストに対し深い感謝の意を表します。



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